
旧車好きのお客様が指定購入したスズキ『セルペットK10』が入ってきた。
1960年代後半の2サイクル80ccである。
近年排ガス規制の強化でメーカーとも2サイクルの生産を中止し、世間でも目にしなくなった2ストバイク。
花粉症である私の切れ悪な鼻水の様に、パンパン油をまき散らしながら走っていた2ストたち。
そんな当たり前の光景がなくなるのはちょっと寂しいものである。
しかし法律上はまだ乗ってもOKなので、オゾン層を気にしながらガンガン乗っていただこうではないか
最近旧車を触ることがめっきり増えてきたのだが、触る度に思うことがある。
『エンジンがかっこいい』
どの車両も、特に70年代以前のモノのエンジン造形には魅了される。
飾り気のない構造美こそがその結果をもたらすのだ。
エンジンだけに限ったことではない。
普段の物事で『さりげない』とは、イコール『かっこいい』ということだ。
そう、私の中で『かっこつける』は『かっこ悪い』。『かっこつけない』は『かっこいい』という理論がある。
ナルシストはもってのほかだ。(なぜだかGAKUTOは好きだが)
当然、おしゃれに気を使わないということではなく、
『さりげなさ』こそが肝心であって、おしつけがましいオシャレはむしろこちらが恥ずかしくなるものだ。
旧車のバイク達はそのあたりが絶妙なのである。
『自然』の造形が『美』を生み出している。
ようするに『自然』が一番『ステキ』だってこと。
自然の山、自然の岩、自然の花....って無条件にナイスフォルムをなしている。
そう、日本地図を見ていただきたい。
『日本』ってすごくいい形しているのに気づかされる。
北海道のボリュームから本州のクビレ方、四国の控えめな独立感、九州の閉まり具合...す、すごい...
この間水族館で見たカブトガニやロブスターのフォルム...す、素晴らしい....
うん、ほんと不思議だ.....
ps.『和歌山』も地図で見るとえ~形しとるよ